急激な後方からの外力により、頸部に鞭がしなるような過伸展とそれに続く反動の過屈曲運動が起こり、頸部の細かな組織が損傷して起こることを言います。今では車による交通事故後に起こる疼痛に対して「むちうち症」という診断名が用いられるようになりました。症状として ①頭痛、頸部痛、頸椎運動制限 ②後頭部、頸部、背部、上腕から手指の痛み、こり、しびれ ③頭痛、めまい、耳鳴り、難聴、悪心、嘔吐など自律神経症状 ④歩行障害、四肢不全麻痺、歩行障害、筋肉委縮、膀胱直腸障害などです。
治療としては、原則は保存的治療ですが、先ずはお近くの整形外科医院を受診してください。症状の軽い損傷であれば、鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?気軽にお問い合わせください。お待ち申しています。